幼児教育の面白さを知ることがあるとすれば、先生方に限定されるでしょうが、触れ合い体験も実施されている場合もあります。そこには、進級したお兄さん、お姉さんの姿もあるといいます。幼児教育では、体と心を育むことに繋がる内容の携わりがポイントです。例えば、お絵かきをするにしても、筆記用具を使うだけでなく、手や足、葉っぱなどを使うのもアリです。最近では、体操教室のみならず、絵画活動を実施する園もあるようです。絵の具でなく、墨汁を使う違いを初めて知る子どもも少なくないはずで、コンテもクレヨンなどと違い、横に持って色塗りをしたり、触るとのびてぼかすこともできたり、小さなときの経験は興味を深めるポイントになります。幼児教育では、四季折々での触れ合い体験もできます。新春でいえば、かるた・福笑い・すごろくなどから、地方では凧揚げや餅つきなどもあるようです。かるたは、なかなか札が取れない子もいれば、ひらがなが読める子もいますし、枚数を持っている子に負けたくない、そうした競争心も沸き立つこともあります。気持ちも育む、そうした触れ合い体験は幼児教育ならではです。